制作報告- 母ちゃんタクシー –

小山町フィルムクリエイターズアワード2016の大賞を受賞したオカダシゲルさんから、制作経過報告が届きました。
今後、不定期でお知らせしていきます。

★小山町フィルムクリエイターズアワード2017開催中★
http://compe.japandesign.ne.jp/ofca/

【オカダさんコメント】
「母ちゃんタクシー」の制作日誌 Vol.1

小山町フィルムクリエイターアワード2016大賞作品「母ちゃんタクシー」を担当するオカダシゲルです。
これから不定期で日誌を更新して参ります。どうぞよろしくお願いします。

今日は撮影に関して、いろいろとアドバイスを頂いたり相談に乗ってもらいお世話になっている、小山町フィルムコミッションの深澤さんと、小山町職員の岩田さんとの打ち合わせでした。

小山町を訪れるのは、最初にご挨拶に伺った4月以来、2回目です。
とても素敵な場所です。

打ち合わせの内容は、この作品の影の主人公でもあるタクシー車両を、どこにどうやってお借りするか!?というのがメインの議題でした。

タクシーがないとこの作品は撮影できません。

でも撮影でタクシーを借りると結構お金が掛かります。

それに春夏秋冬の四季を追って撮影すると最終審査のプレゼンでボクは言ってしまいました。

ですからさらにお金が掛かります。

だから制作費を抑えていかなければなりません。

何とかしたいです。

何とかならないと作品ができないのです。

でも今日、深澤さんと岩田さんのお二人が、とても親身になって相談に乗って下さり、何とかなりそうな予感がしてきました。
良かったです。

町から頂いた有難い貴重な制作費。
有効且つ適切に使って、町のPRに繋がる波及力のある、いい作品にしたいと思います。

打ち合わせ終了後は、車で町内を巡りシナハン。
まだシナリオはできてません。
フィルムコミッションのHPにはまだ掲載していない、絵になる風景が沢山ありました。

秋の撮影は11月。冬は2月頃。春は4月頃。夏は9月頃。
撮影日数は通算8日足らずですが、長いスパンのプロジェクトです。

少し汗を搔いたので、足柄温泉で入浴。
いいアイデアが沢山出てきたような気がしました。

この町や町の人と縁ができて、良かったな、と感じた1日でした。

(プロフィール)
映画・ドラマ・ドキュメンタリー・番組、舞台において、演出、ディレクター、脚本、構成など手掛ける。
http://tattata.com/profile/okada

(ティザーイメージ)
イラスト/渡部桂子 ・ デザイン/クリトモ


フィルムコミッション事務所近くの空き地。富士山が一望できます。
ここで、休憩時間にタクシーを停めて昼寝をしている「母ちゃん」の姿が頭に浮かびました。

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