静岡県小山町では長年にわたって展開してきたフィルムコミッション事業を
さらに発展させ、映像制作のメッカとなることを目指す
「スタジオタウン小山」事業を推進しています。
フィルムコミッション事業をさらに発展させるべく、2016年にNPO法人を設立しました。小山町及び近隣市町を中心に映画やドラマのロケーション支援を行い、映像を通じた人的交流を促進することによって、小山町及び周辺における観光振興、地域の活性化、文化振興、人材育成の一翼を担うことに寄与することを目的として活動しています。
セミプロ、若手プロを対象とした、映像企画コンテストで、「スタジオタウン小山」の取り組みを知っていただくとともに、小山町での映像制作を促進するために開催しています。合言葉は「撮りにきて、小山」。大賞受賞者には、制作準備金の他、小山フィルムファクトリーの無償使用権や、NPO法人小山町フィルムコミッションによる映像制作支援を付与し、受賞作品の映像化を全面サポートします。この地から次代の映像文化を築く意欲的な作品が生まれる日を夢見て、映像作家の皆様からの提案を募集します。
[2017年度]
最終審査会2018年2月3日(土) スパイラル(東京・南青山)
[開催要項]
小山町 フィルムクリエーターズアワード2017
スタジオタウン小山の取り組みを、小山町内外の皆様にご紹介するイベントです。小山フィルムキャンプで撮影された映像の上映会や、映像に関するワークショップなどを開催し、映像制作をより身近に知っていただくことで、スタジオタウン小山への長期的に参加してくれる町民を育成、発掘することを目指しています。
[2017年度]
2018年2月3日(土)
スパイラル(東京・南青山)
実力あるクリエーターと映像制作にかかわりのある学生を招き、小山町での滞在制作を行います。映像文化の未来を担う学生たちに小山町の存在を知ってもらうことで、今後の利用を期待するほか、映像関連の大学・専門学校などによる合宿・セミナーなどの誘致を目指しています。また、小山フィルムファクトリー(旧労働金庫富士研修センター)の活用にかかる課題を洗い出し、映像制作に特化した施設にするための実証実験も兼ねています。
[2016年度]
大阪電気通信大学(指導教員:トーチカ)
/多摩美術大学(指導教員:寺井弘典)
小山町が取得した旧労働金庫富士研修センターおよび付随する体育館を、映像制作の拠点「小山フィルムファクトリー」として利活用するためリニューアル整備をしました。体育館をスタジオ化し、セット撮影に対応するほか、会議室を再利用した制作スタジオ、ロビーラウンジを利用したミーティングスペース、客室を利用したレンタルオフィスなどを整備してあります。施設内には、撮影支援を行うNPO法人 小山町フィルムコミッションの事務所があります。